AWSの運用およびセキュリティの可視性を向上
見やすいAWSログで分析
データがわかりやすく表示されるため、AWSログをまったく新しい方法で分析できます。各種カスタムダッシュボードには、アラートやイベントが見やすい形式で詳細に表示されます。
AWS全体の状況を明快に可視化
クラウド、ハイブリッド、オンプレの各インフラ全体で、AWSのパフォーマンスをリアルタイムで分析・監視し、問題を特定し、根本原因の分析を迅速に行うことができます。
AWSのセキュリティとコンプライアンス
すべてのAWS環境で、ユーザーアクセス、プラットフォーム構成、変更、およびその他すべてのログを監視し、コンプライアンスを示す監査証跡を生成します。
Amazon EC2とは何ですか？
Amazon ECSは、EC2（AWS Elastic Compute Cloud）インスタンスのクラスタを構築・拡張するための効率的で迅速かつ再利用可能な方法です。EC2は、仮想サーバーを作成・起動してクラウド上でアプリケーションをホストできるAWSのサービスです。EC2インスタンスは低コストで、必要に応じて容易にスケールアップまたはスケールダウンできます。しかし、管理者に十分な経験がない場合、これらのクラスタの管理は容易ではありません。
そのような場合でも、ECSがこの課題の解決を支援します。これは、Dockerコンテナを構成要素として利用し、EC2クラスタを管理するために設計されたコンテナ管理サービスです。また、Elastic Load BalancingやVirtual Private Cloudなどの他のAWSサービスとも統合し、それらのメリットも活用することができます。
簡単・迅速なセットアップでECSデータを収集
Sumo LogicアプリでECSデータをリアルタイム分析するための手順は、シンプルかつ明快です。
まず、Sumo Logicアプリをインストールします。インストール後、 メトリクス収集のために、ホステッドコレクタとAmazon CloudWatchのメトリクスソースを構成します。さらに、必要に応じてデータを収集する対象インスタンスを選択することができます。
イベントについては、AWSアカウント内でAWS CloudTrailソースを構成し、その後、必要なS3リージョンとバケットを指定します。AWS CloudTrailのログ管理と分析を行うためのSumo Logicアプリは別に用意されていますが、この場合はECSアプリ内でCloudTrailソースを構成する必要があります。これらの基本手順が完了したら、ECSからデータを受信する準備が整います。
リアルタイムデータを表示するダッシュボード
Sumo Logicアプリ内のダッシュボードは、Amazon CloudWatchおよびCloudTrailのソースに接続し、特定のECS環境からデータを抽出してグラフなどでわかりやすく表示します。メトリクスは、一定期間の情報をグラフ形式で表示するパネルとして表示されます。
以下は、ビジュアルパネルに表示されるメトリクスの一例です。
- 概要情報 – クラスタ数、サービス数、クラスタ別のサービス数、サービス名ごとの平均CPU使用率およびメモリ使用率など。これらは、直近15分または直近6時間のタイムライン上に表示されます。
- クラスタ固有情報 – クラスタ内で稼働中のサービスが確保しているCPUユニットの割合（CPU予約）およびメモリの割合（メモリ予約） 。パネルには、過去24時間に収集されたデータが表示されます。
- CPUおよびメモリ使用率の詳細 – サービス別、クラスタ別、サービス／クラスタの組み合わせ別に分類され、過去24時間のタイムライン上に表示。
- イベント固有情報 – 種別ごとまたは時間経過に沿ったイベント情報。
Sumo Logicアプリ環境の最適化については、Amazon ECSの詳細なドキュメントを参照し、統合的な分析環境を構築してください。
