リアルタイム分析でAWS SNSインスタンスを監視
予防的監視
公開および受信されたメッセージ、成功および失敗した通知を詳細に分類し、SNSメトリクスの全体像を把握します。
リアルタイム分析
リアルタイムおよび過去の傾向を可視化する、事前設定済みの検索と情報が整理されたダッシュボードを活用して、SNS環境を把握します。
キャパシティプランニング
過去の動作傾向を把握し、それを基に将来のキャパシティを計画し、特定のパブリッシャやサブスクライバへのアクセスを制御します。

Amazon SNSとは何ですか?
Amazon SNSは、メッセージの受信、キューイング、エンドポイントへの配信を調整および管理するAWSのサービスです。パブリッシャ(またはプロデューサ)はトピックにメッセージを送信し、サブスクライバ(またはコンシューマ)はそのトピックを監視してメッセージを受信します。トピックは、両者の間の論理的なアクセスポイントおよび通信チャネルとして機能します。サブスクライバには、HTTP/S、Email、Amazon SQS、SMS、Lambdaなどのプロトコルを使用して通信するWebサーバー、メールアドレス、Amazon SQSキュー、またはAWS Lambda関数を指定できます。
Amazon SNSを使用すると、どのサブスクライバがトピックを購読できるか、どのパブリッシャがどの条件でメッセージを送信できるかを管理し、制御することができます。このサービスでは、シンプルなコンソールを使ってトピックの作成、購読解除および削除を行うことができます。また、AWS SDKを使用して、Javaコード内にPub/Subモデルを組み込むこともできます。
シンプルでわかりやすいセットアップ
準備は簡単です。Amazon SNSからメトリクスやイベントを収集するセットアップはシンプルでわかりやすく、すぐに利用を開始できます。
メトリクスの収集は、ホステッドコレクタとAmazon CloudWatch Metricsソースを設定するという、2つの簡単なステップで行えます。イベントを収集するには、ホステッドコレクタにAWS CloudTrailソースを追加する必要があります。これらの基本的な手順を完了すると、アプリはSNSからのデータ受信を開始できる状態になります。


継続的インテリジェンス
見逃しを防ぐことができます。アプリ内のダッシュボードを通して継続的なインテリジェンスを入手して、リアルタイムのデータ収集によって問題を迅速にトラブルシューティングできます。ダッシュボードは、成功および失敗したイベント、公開されたメッセージ、通知、ユーザーなど、SNSサービスの全体像を網羅的に表示します。これらは、アプリケーション、プラットフォーム、地域、トピック名に基づいてグループ化でき、より明確に分析できます。
以下は、ダッシュボード上にグラフィカルに表示される代表的なメトリクスの例です。
- 過去24時間に発生した成功および失敗イベントの件数と位置を世界地図上に表示します。
- 過去24時間に発生した成功および失敗イベントの件数と割合を円グラフで表示します。
- 過去24時間における通知の配信成功および失敗の合計値と平均値を、各地域およびトピック名ごとに表示します。
- 過去24時間に公開されたメッセージ数を折れ線グラフで表示します。
- 過去24時間のイベント件数に基づく上位10の発行元を棒グラフで表示します。
- 過去24時間のイベント名別のイベント推移を積み上げ縦棒グラフで表示します。
- 過去2日間に公開されたメッセージ数の差分を折れ線グラフで表示します。
- 過去2日間におけるメトリクスの発行サイズの差分を折れ線グラフで表示します。
Amazon SNSの詳細なドキュメントを参照し、統合的な分析環境を構築してください。

