課題
製薬会社および医療機器メーカーは、自社製品が市場投入の準備が整っているかどうかを判断する臨床試験を推進するために、Medidataのソリューションに依存しています。Medidataは自社システムから膨大な量のログを生成していたが、この未加工の生のデータは一元化されておらず、効率的に精査されることもありませんでした。Medidataのプラットフォームでは、常に5,000件以上の臨床試験が顧客によって管理されています。これは、平均して1時間ごとに、3,000件のユニークなログイン、最大30万件の患者データページリクエスト、および15万件のWebサービスAPI呼び出しで構成される100万件を超えるトランザクションに対応しなければならないことを意味します。同社の経営陣は、ソフトウェア・アズ・ア・サービス(SaaS)製品の品質と可用性を向上させるための重要な前提条件として、自社マシンデータへのアクセスを民主化する目標を設定しました。
ソリューション
Medidataは、Sumo Logicのクラウドネイティブ型マシンデータ分析プラットフォームを自社の技術ポートフォリオに組み込みました。この取り組みの一環として、同社はすべての機械データを中央の場所に集約しました。これにより、多様なダッシュボード、アラート、カスタムアプリケーションを通じて、これらのログから有意義な知見を導き出すことが可能となりました。
「私たちは厳しい規制の対象となっています。Sumo Logicは、当社がコンプライアンスを維持する上で重要な役割を果たしています」
—Isaac Wong氏、プラットフォームアーキテクチャおよびUX担当副社長
結果
Medidataのマシンデータへの取り組みは、社内の複数の組織で広く普及しています。数百人のユーザーにプラスの影響を与えることで、Sumo Logicは今や彼らの日常業務に欠かせない存在となり、問題をより迅速かつ正確に特定・修正する手助けをしています。これらの最適化の最終的な受益者はMedidataの顧客であり、これにより救命ソリューションを患者により迅速に、かつ低コストで提供できるようになりました。